ダイエットでいきなり「運動」をしてはいけない理由——関節を守る正しい順番

動画でサクッと知りたい方へ!
文章を読むのがしんどい方のために、私が直接「音声と動画」で解説しました。(約5分)
以下の再生ボタン(▶︎)をタップして、ラジオ感覚で聞いてみてくださいね!

「痩せよう!」と決心した時、あなたならまず何から始めますか?
「明日から毎日ウォーキングしよう」「ジムに入会しよう」と考える方が多いのではないでしょうか。

実は、24年間多くの患者様の身体を診てきた私からすると、ダイエットの初期に「運動」を頑張ることは、あまりオススメしていません。

「え?痩せるには運動が必要でしょ?」と驚かれるかもしれませんね。

今回は、なぜ運動をおすすめしないのか?
私の考えを聞いてください。

1. 痩せるのに運動は要らん!

前回の記事で、「体重が1kg増えると、膝には5kgの負担がかかる」とお伝えしました。これはあくまで「普通に歩いたり、階段を上り下りしたりする時」の話です。

もし、ダイエットのために「ジョギング」や「スクワット」などの運動を始めたらどうなるでしょうか?
走ったり跳ねたりする動きは、膝や股関節に【体重の7倍〜10倍】もの衝撃を与えます。

例えば、ベストな体重から8kgオーバーしている状態でのジョギング。
これは、膝からすると「80kgの米俵をドンッ!ドンッ!とぶつけられながら走らされている」のと同じ状態です。これでは、健康になる前に膝の軟骨が悲鳴を上げてしまいます。

そうは言っても、運動で痩せようとする人はいます。

そこで私が学んできた中で、ダイエットをしたい人が運動をしない方がいい。と思う3つのポイントがあります。

  1. 張り切りすぎて怪我をする
  2. 1kg痩せるのに、どれくらい運動するのか?
  3. 運動したんだから…、という甘えがでる

「痛めて挫折する」という負のループ

現場で、こんなケースを本当によく聞きます。

「健康のためにウォーキングを始めたら、膝が痛くなって歩けなくなった」
「動画を見て筋トレをしたら、腰を痛めてしまった」

運動で関節を痛めると、動くのがおっくうになります

動けないからストレスが溜まり、その反動で食べてしまって、結果的に前よりも体重が増えてしまう……。

せっかく「身体を変えよう!」と素晴らしい決心をしたのに、こんな負のループに入ってしまうのは、あまりにももったいないですよね。

1kg痩せるのに、どんだけ運動しないといけない?

1kgの脂肪を減らすのに

  • フルマラソン3回分走らないといけない
  • ウォーキングなら25万歩〜30万歩

こんなに運動しないと1kg痩せれません。
8kg痩せた妻なら、フルマラソン24回走らないといけません😅

「痩せたいんなら運動しな」って言い始めた人は大罪人だと思います。

運動したんだから、という甘え…

多くの場合、運動するとお腹が減ります。
あんだけ運動したんだから、ちょっと食べよう…

あるあるですね。食べる理由にしてしまうわけです。

食べるな、というつもりはありません。

計画的に、食事を考えていかないとダメ。というのが
脱リバウンドを見据えた「メリとハリのダイエット」です。

ちなみに、メリとハリのダイエットは
お酒もおやつも基本的に、計画に入れてOKなのは

ダイエットで挫折した人は驚かれます^^
(無計画はいけません🙇‍♂️)

逆に、運動は上記の3つの理由で運動は基本要りません。

もちろん、運動が精神的に、などの理由で行うのはお勧めしますが
痩せたいという理由なら、辞めてもらいます。

まとめ:運動は「軽くなってから」で大丈夫

身体が軽くなり、「あ、階段が楽になった」「歩くのが苦じゃない」と感じるようになったら、そこではじめて少しずつ運動などの「ハリ(活力を生む)」を取り入れていけばいいのです。

「まずは運動!」という常識を、少しだけ横に置いてみてください。
汗を流さなくても、身体への投資は今日からの食事や栄養の見直しで十分に始められます。

自分なりの「メリとハリ」の順番を守ることが、痛みに振り回されない生活から「卒業」するための近道です。焦らず、まずは関節の荷下ろしから始めていきましょう!


【次回予告】「痩せても痛みが取れない?」内臓脂肪が起こす身体の小さな火事

「体重は落ちたのに、なんだかまだ関節が痛い…」
実はその原因、お腹周りの「内臓脂肪」が関係しているかもしれません。次回は、体重という「重さ」だけではない、脂肪が引き起こす意外なトラブルについてお話しします。お楽しみに!